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佐伯 正克; 大野 新一; 立川 圓造; 東 直人*; 宮崎 哲郎*; 笛木 賢二*
J.Am.Ceram.Soc., 68(3), p.151 - 155, 1985/00
被引用回数:8 パーセンタイル:61.05(Materials Science, Ceramics)80keVD(D,D)イオン注入又はD(DO)を熱的に導入したシリカ中でのD原子の挙動をFT-IR及びESRスペクトロスコピーで調べた。80keVDイオンはシリカ中でOD結合を形成する。熱的に導入した重水素もOD基を形成する。重水素化したシリカを77Kで線照射すると、シリカ中に存在するOH結合と同様に、OD結合も切断され、H及びD原子を生ずる。熱的に導入したOD結合の切断率はOH結合の場合とほぼ同じであったが、Dイオン注入により生じたOD結合の切断率は非常に低かった。しかし、Dイオン注入したシリカを773Kでアニール後に測定すると切断率は著しく増加することが分かった。これらの結果はDイオン自身が作った損傷が線エネルギーの伝播を阻害する結果、OD結合の切断率を低下させているものと考えられる。
大野 英雄; 小西 哲之
J.Am.Ceram.Soc., 67(6), p.418 - 419, 1984/00
被引用回数:31 パーセンタイル:84.73(Materials Science, Ceramics)最近リチウムを含む酸化物あるいは窒化物系化合物は、リチウムイオン導電性の良い電解質材料として注目を集めており、常温作動の可能な固体リチウム電池あるいは、リチウム同位体分離、回収などへの応用を考えた研究が始められている。本論文では、耐水性の比較的良いLiSiOおよび-LiAlOについて交流二端子法を用い、そのイオン伝導度を1000Cまで測定した。いづれにおいても、固有欠陥領域と不純物欠陥領域が観測され、不純物欠陥領域でのリチウムイオンの拡散に伴う活性化エネルギーは、核磁気共鳴法による格子-スピン緩和時間(T)の測定から求めた活性化エネルギーと良い一致を示した。
室村 忠純; 田川 博章
J.Am.Ceram.Soc., 61(1-2), p.30 - 35, 1978/02
被引用回数:22UO+2C+1/2NzによるUNの生成反応を1420C~1750Cの範囲でしらべた。生成する UN相の格子総数は、反応中極小と極大を経て純UNのそれになる。またUN相の組成は反応時間に伴い変化した。反応は試料の表面から進行する。反応は1次の反応速度式に従って進み活性化エネルギーは83Kcal/molであった。反応は次の4段階に分かれて進むことがわかった。第1段階;UOからU(N,C,O)の生成、第2段階;U(N,C,O)からU(N,C)の生成、第3段階;U(N,C)へCの固溶UNoCoの生成、第4段階;UNoCoと残留Uo,Cの反応、純UNの生成。格子定数の極小は第2、3段階の間で生じ、極大は第3、4段階の間で生じる。第1~4段階のうち特に第4段階の進行は遅く、生成UNの純度を低下させることが判明した。極大点の組成UNoCoはU-C-N系の状態図から容易に説明できる。
J.Livage*; 土井 健治; C.Maziere*
J.Am.Ceram.Soc., 51(6), p.349 - 353, 1968/00
被引用回数:356抄録なし
今井 久; 保坂 仁*; 内藤 奎爾
J.Am.Ceram.Soc., 50(6), p.308 - 311, 1967/00
被引用回数:6抄録なし